自信がある人と無い人の”ある”大きな違い

こんにちは!高岡です。

自信がある人と無い人では、
一体何がちがうんでしょうか。

どうしてあの人は自己肯定感が高くて
自信もあって余裕に見えるのに、
自分はいつも凹んでばかりなのか?

具体的なシーンを見ながら
ちょっと考えてみましょう。

大切な3つの要素があります。

先に結論を書くと、
「実績」「行動量」「自己認識」が重要になります。
さて、具体的なシーンで見ていきます。
自分に自信が持てない田中くんの話です。

月日はGWが開けて間も無い5月13日。
夕方、みんながバタバタ働いている事務所で、
田中くんも忙しくしている中、上司に呼ばれました。
そして、こう言われました。

「出してもらったプレゼン資料、
長くて伝わりにくいのと、数字に間違いがあるから
もう一度作り直して。」

ここで田中くんは凹んでしまいます。
「またやってしまった・・・」
「自分はなんてダメなんだ。。」
と、受けるダメージが大きい。

一方で、自信と余裕がある佐藤くんの場合。
佐藤くんはなんだかひょうひょうとしているけど、
ユーモアがあり、スーツはサイズ感もぴったりで
清潔感がある。なんだか憎めないやつです。

同じ様に「プレゼン資料作り直して。」と
言われた佐藤くん。この時、頭の中では

「おっと、ケアレスミスか。可愛いもんだな。」
「んー、けっこう練りこんだのに。伝わらなかったな。
本当にそうかな?まあ、考え直してみるか。」
「やっちゃったか。まあ短期で仕上げすぎたか。
(自分は○○ですごいしな〜)」

こんな思考や発想になっています。

ここで何が差をつけているのか。
もちろん、基本的なマインドセットの違いは
とっっっても大事です。
ただ、そのマインドセットを下支えする要素として

「実績」「行動量」「自己認識」が効いています。

それぞれの要素がどのように効いているのか?

まず、「実績」から見ていきます。
実績というのは、これまで出してきた結果です。

佐藤くんの自信を下支えするのは、
これまで自分が人生や社会経験の中で積んで来た実績、
つまり成功体験だったりします。

・過去に大きなプロジェクトの立ち上げに成功している
・実はプレゼンで褒められた経験が5回もある
・売り上げはトップ10に入っている

成功体験があると、自然と「自分はできる」という
マインドセットを持つことができます。
だから、少しミスや批判があったところで、
受けるダメージが小さいんですね。

でも、成功体験がなかなか積めないから
自信が持てないんだよ!というジレンマがあります。

そこで、次に大事なのが「行動量」です。
仮に佐藤くんにもあまり成功体験がなかったとしても、

このプレゼン資料作りに、
周りが飲みに行く中でも遅くまで残業をして
寝る間も惜しんで合計で30時間も掛けて
構成をしっかり考えて全力を注いだとする。

そうだとすると、
「いやいや、なんで伝わらないんだ??ほんとかな?」と、
自分を否定して凹むよりも、次の改善に思考が向かいます。

ここで、もし自分の中でもどこか
「ま、この程度でいいか」とか
「とりあえずここまでやったから・・」などの
やや全力では取り組めていない状態があると、

その後ろめたさや後悔が、自分への否定に
繋がりやすくなってしまいます。

逆に「行動量」をグッとあげれば、
それだけで自信に繋がったりします。
ちなみに、行動量をあげることは成功に近づける、
つまり成功体験も同時に得ることができるので、
実は一番手っ取り早い、具体的な取り組みです。

さて、3つ目の「自己認識」です。
最初に田中くんがすぐに凹んでしまっていますが、
誤った自己認識を持ってしまっているからです。

佐藤くんは、
「自分は○○ですごい」とか、「こんな長所がある」とか、
自分の良いところをしっかりと「認識」しています。
だから、「ここはダメでも○○がある!」と、
へこみ方が浅いんですね。レジリエンスが強いんです。

田中くんの場合は、
しっかりとした健全な自己認識が持てていないので、
他人から何かを言われた時に、
どストレートにダメージを受けてしまいます。
だからレジリエンスが弱い。

人は、言語化しないと「認識」ができません。
だから、田中くんは自分の良いところや長所を
自信を持ってしっかりと認識しておくべきなんですね。

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自信を持つってなかなか難しいですよね。
今まで自分と深く向き合う経験が無いと、
特に最初はエネルギーも使うので
ついつい避けてしまいます。

そんな時は、自信を持つことのメリットと
自信がないことのデメリットを
かなり具体化してイメージしていくと、
「いやいや、そんなこと言ってらんないわ」と

毎日の積み上げや行動量の増加に
取り組んで行くことができるようになります。

★メリットとデメリットを最大化して考えるのがコツです。

例えば、自信を持つということは、
仕事の質が向上して評価が上がり、
昇格して給料も増えて、
そのまま転職して年収が1,500万円を超え、
家族と過ごす自由な時間が増えたり、

雰囲気に余裕が出ることで女性にモテて、
平日の夜から週末までデートの予定でパンパンになり、
心から愛する最高の彼女ができるかもしれないですし、

活発になることで運動に興味が出て来て
ジョギングやジム通いをすることで体格もよくなり
健康的でめちゃくちゃ体力が増えるかもしれないですし、

こういうことを更に具体化してイメージすると良いです。

逆に自信を持てないままだと、

仕事では評価がどんどん悪くなって、
地方に異動させられて孤独でつまらない生活を送り、
そのままクビにされてしまうかもしれない、

いつもビクビクしながら人生をすごして
楽しく充実した人たちを羨ましく思いながら
自分は目立たずに惨めな生き方になるかもしれない、

こんな風に、絶対に嫌だ!と思える現実をイメージしてみる。
そうすることで、行動に繋がりやすくなったりします。

人は行動することで、割とすぐに変われます。
ぜひ、頭の中でポイントを理解した上で、
自分で取り組めるところからスタートしましょう。

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